スペシャル
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vol.3
ガンジー自伝
ここ数カ月、バリュークリエイトにはインドブームが興っています。それに関連して、僕が最近読んでお勧めしたいのがこの本です。既にお読みになった方もたくさんいるかもしれません。
僕が興味深かったのは、彼がイギリスに留学していたこと、イギリスに当初ポティブであったこと。そして、彼の南アフリカでの経験が、そのあと彼がインドで成し遂げた成果の予行練習になっていたこと、といったあたりです。
人生がどう転ぶかはベンチャーをやっていると見えないことが多々ありますが、若い時にしている何気ない経験が後々大きな意味を持ってくるとか、若いころにしている経験が別の意味を持って再度経験することになる、といった点が、一番面白いと思った点です。
三冨正博
キャピタル 驚異の資産運用会社
英語の原書が出た時に、生まれて初めて「翻訳をしたい」と思った本です。残念ながら、実現しませんでしたが...。
キャピタルは私がアナリスト時代から尊敬している運用会社です。世界トップクラスの運用資産、長期にわたる運用成績の高さという面が有名ですが、私は、経営理念の一貫性、働いている人たちの人柄、笑顔、調査のスタイルなどに惹かれます。
この本から、キャピタルが素晴らしい運用会社であることだけではなく、顧客と従業員と株主をANDで考え、長期的な価値創造を目指しているビジョナリーカンパニーであることが伝わってきます。
キャピタルとはご縁があるようで、元キャピタルのアナリストの山岡さんが当社に加わってくれました。コモンズ投信の吉野さん、翻訳のお仕事をされている渡部さんなど、キャピタルのDNAを持つ方々との接点が増えており、ワクワクします。翻訳版では掲載されていなかった原書のAppendixは感動ものです。金融以外の人にも強力にお勧めです。
佐藤 明
サラリーマンは2度破産する
フィナンシャルプランナー(FP)の藤川太氏(41)は、元マツダのエンジニア。
97年の地球温暖化防止京都会議に際しては、同社が出展する環境自動車の開発を担ったほどの秀才です。その彼が「日本の家計を元気にする!」の理念の下、FPに転身・独立して以降の知見・経験をカタチとしたのが、この一冊です。
氏によれば「人並み以上の収入はあるはずなのにお金が貯まらい"中の上"のサラリーマン世帯には2度、家計破綻の危機がやってくる」とのこと。決して脅しではない、数値に基づくシナリオが綴られた本著は、同時にサラリーマンが為すべき家計の建て直し策にも言及しています。
生命保険の見直しをお願いしたご縁にはじまり7年来の友人である藤川氏は、いまや私にとって家計のみならず人生の相談相手として最も信頼する方です。長い年月をかけて信頼ある対話・サービスを積み重ね、かけがえのない相手としてのお付き合が続く…私自身も、そんな関係を多くの方々と築いていきたいと願っています!
(山岡三四郎)
巨象も踊る
この本が発売されたのは2002年です。
IBMと共通項(米国と大企業)を持つシテイバンクの運用部門で長年働いていた私は、どのように企業改革が行われたのかに興味を持ち、この本を読みました。
形骸化した組織の変革として導入したのは、「手続きではなく、原則で管理する」。スピードを重視した「速く動く」。具体的なより多くの経営哲学と経営方法が書かれていますが、米国には専門職として経営者がいることを再確認するものでした。そして、業績を急回復させた後、後継者として託したのは部外者ではなく、社内から抜擢したサム・バルミサーノでした。
米国企業の姿を知る本としてもお勧めです。
(乗富和子)