バリュートライアングル
情熱から文化の形成まで
企業価値は短期、中期、長期の3つの価値から構成されていると考えると、3層構造として表わすことができます。3つを私たちが意識しやすいことから並べていくと、どのようになるでしょうか?これを時間軸とともに並べたものを「バリュートライアングル」と呼びます。 バリュートライアングルの表層は、より意識しやすいことです。それが、深くなればなるほど意識し続け、実践し続けることは難しくなります。時間軸で考えると、表層は時間が短いことになります。深くなればそれだけ時間軸は長くなります。このバリュートライアングルを使って「価値創造のプロセス」を説明することが可能です。
文化の形成から中期経営計画まで
文化から、企業独自の「企業らしさ」が生まれてきます。そして、企業独自の強みや弱みが明らかになってきます。さらにいは、企業が直面して言える製品・サービス市場のマーケットの方向性から機会と脅威が見えてきます。つまり、企業文化を通じてSWOT分析が可能となります。
SWOT分析を通じて、企業の強みをを最大に活かし、機会が最大になる分野に方向性を定めるのが戦略(全体の戦略)です。この部分までは、経営者と従業員の全体で共有されるべき部分です。個別戦略になると、5つの資産の各責任者が企業の文化と全体の戦略をもとに、自分の責任領域を担当します。文化、戦略をベースに、それと一貫性のある個別戦略を立て実行します。同時に、戦略と個別戦略を具現化した中期経営計画を立てます。
年度の成果から日常の行動まで
さらには、年度の成果を5つの資産の各々に定めます。そのような成果を達成するために、企業のルールを守りながら、意思決定をし、日常の行動を行なっているのです。日常の行動の結果として、売上や利益やキャッシュフローが上がります。この場合の日常の行動は、情熱からの一貫性があり、プロセスとして考えることができます。
このような流れで、「長期的な価値」から「短期的な価値」へ価値創造のプロセスが循環として行なわれていきます。一連の流れがスムーズに加速され、強くなっていくことが、企業価値が創造されていくことです。
5つの資産バリュートライアングル